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知ってびっくり!海外の妊活事情!

知ってびっくり!海外の妊活事情!
目次

海外でも多くのカップル・夫婦が取り組んでいる妊活。海外ではどんな妊活方法があるのか、日本の妊活との違いはあるのか、気になりますね。ここでは、3つの国の妊活法をご紹介します。

オーストラリアの妊活

ナチュロパス(自然療法士)のイメージ

世界有数のオーガニック農場を保有するオーストラリア。オーストラリアでは「ナチュロパシー」という自然療法が現代医学と共存しています。
ナチュロパシーとは、人が生まれながらにして持っている自然治癒力を利用した治療法です。ナチュロパス(自然療法士)という専門家が、自然治癒力の働きを邪魔しているものを探し出し、心身のバランスを根本から整えるよう導いてくれます。
オーストラリアでは、不妊治療専門のクリニックでナチュロパシーが行われているところもあり、一般的な妊活法のひとつです。
治療の内容としては、食生活の改善やサプリメントでの栄養補給、ハーブによる生薬療法などが行われます。
その人その人のからだにあった、自然な妊活法を教えてくれる存在がいるのは、非常に心強いですね。
日本でも、妊活に関する本や雑誌、ウェブ情報を元に、妊活中にサプリメントをとったり、食生活を見直したりする方も多いでしょう。栄養面に気をつけることは、妊活にとって大事なことがわかりますね。

中国の妊活

中国の漢方

35年もの間、一人っ子政策で人口増加を抑制してきた中国。
しかし、出生率の急激な低下で少子高齢化が進み、2015年に政策が廃止。2021年には子どもの人数は3人までとする方針が発表されています。
この流れを受けて、中国では念願の第2子・第3子を授かるために、40歳を超えて不妊治療を受ける人が増えています。
2019年には、67歳の女性医師が帝王切開で、無事に赤ちゃんを出産したというニュースが報道されました。中国国内では、最高齢の出産記録です。

さらに、この妊娠が自然妊娠であること、妊活法として中国古来の生殖療法を行ったことが注目されました。 中国古来の生殖療法がどんな方法なのか、気になりますね。
女性医師が試した妊活法の詳細はわかりませんが、中国では「西洋医学」と「中医学」を併用した妊活が一般的です。
西洋医学での妊活(不妊治療も含む)とは、タイミング療法や人工授精、生殖補助医療(体外受精、顕微授精)などを指します。
中医学での妊活とは、鍼灸療法や漢方薬を使った治療が挙げられます。 中医学は、西洋医学のように悪い部分を取り除く・治すという考え方ではなく、からだ全体のゆがみを整えるという考え方が特徴です。
西洋と中国伝統の治療を同時に受けられるのは、中国ならではでしょう。

日本でも中医学の不妊治療が受けられる、病院やクリニックはありますので、気になる方はぜひ検索してみましょう。

アメリカの妊活

説明を受ける夫婦

権利や意見をはっきり主張する国民性を持つアメリカ。妊活方法としては、サプリメントをとったり、ジムで運動したりと日本と変わりません。
しかし、不妊治療を受けるステップに入ると、日本との違いを感じることに。
アメリカでは、不妊治療を始めるにあたり「コンサルテーション」を受けられます。
コンサルテーションとは、夫婦の年齢や検査結果を元に、妊娠の確率や治療法、治療に必要な費用などを医師や胚培養士、ファイナンシャルプランナーなど専門のスタッフが説明することを指します。さまざまな情報や選択肢を専門家が提供し、その夫婦にとって最善の方法を選ぶサポートをしてくれるというものです。
このコンサルテーションでは「養子縁組」という選択肢も提示されます。日本では、不妊治療が実を結ばなかった場合に、選択されることの多い養子縁組。

しかし、アメリカでは不妊治療を受ける前の段階から、選択肢のひとつとして話を聞くことができます。養子を迎えることは特別なことではなく、子どもを迎えるための選択肢のひとつなのです。
これにより、不妊治療にかかる費用を、養子として迎える子どものために使うという選択ができます。特にアメリカでは公的な医療保険制度がないため、不妊治療の費用は高額です。養子縁組を早い段階で選択できることは、夫婦にとっても、養子となる子どもにとってもメリットが大きいと言えます。

日本では、医師から養子縁組の話を聞くことは難しいかもしれません。そのため、どこまで治療を行い、どのタイミングで治療を終えるのか、もしくは養子縁組を行うのか、不妊治療を受ける前に情報を集め、夫婦でしっかり話し合うことが大切です。

国によってスタイルが違う妊活。自分にあった妊活を見つけよう

世界には、さまざまな妊活方法があります。日本ではまだ一般的ではない妊活方法も、海外ではスタンダードな方法である場合もあります。
養子を迎えるという選択肢も、日本ではまだ一般的とは言えませんが、これも子どもを迎えるための方法のひとつです。
ぜひ、自分たちにあった方法を探してみましょう。
他にも妊活の方法、子どもを迎えるための方法を知りたい方はFeeMoにご相談ください。

※記事の内容は公開日当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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