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男女の産み分けはできる?実はベストタイミングやコツがある!

目次

「1人目は女の子がいいな」「2人目は男の子で弟がほしいな」などなど
ふと思うことや、将来の夢のようにながく考えていることもあるのではないでしょうか?

今は、産み分けをサポートするクリニック、産婦人科があったり、医学的な情報を集めた書籍が発売されていたりしますね。中国式やブラジル式の産み分けカレンダーの数え方なんかもあるそうです。

本記事では、そもそも赤ちゃんの性別ってどうやって決まるの?
「女の子がいいな」「男の子がいいな」の気持ちを、叶えることはできる?

そんな疑問を紐解いていき、コツやジンクスをご紹介していきます。

赤ちゃんの性別はどうやって決まる?

産み分けのコツをご紹介するにあたって、赤ちゃんの性別がいつ決まるのかを先に解説します。 

ヒトの性別は、2本の性染色体の組み合わせによって決まります。
男性:「X染色体」×「Y染色体」の組み合わせ
女性:「X染色体」×「X染色体」の組み合わせ

性染色体は、精子と卵子には1本ずつと決まっています。
精子:「X染色体」or「Y染色体」のどちらか1本
卵子:「X染色体」の1本のみ 

その精子と卵子が受精したときに、どちらの組み合わせになるかで赤ちゃんの性別が決まります。

卵子は「X染色体」と決まっているため、
男の子:Y染色体「Y精子」が受精する →性染色体は「XY」
女の子:X染色体「X精子」が受精する →性染色体は「XX」

巷で噂の男女の産み分け方法とは?

「Y精子」と「X精子」にはそれぞれ特徴・性質があります。

Y精子:約1日と短く、酸性に弱い
X精子:約2~3日と長めで、アルカリ性に弱い

そのため、特徴・性質を意識しながらチャレンジすることで確率をあげることができそうですね。

男の子

排卵日にセックスをする(タイミング法)

膣内をアルカリ性にする

基本的に、女性の膣内は雑菌の侵入を防ぐために酸性になっています。排卵日が近づくとアルカリ性に変化していきます。また、アルカリ性の「グリーンゼリー」をセックスのときに膣内に挿入して環境を整えてあげるのもいいでしょう。セックスでオルガズムに達すると、子宮頚管からアルカリ性の粘液が分泌されるため女性は意識してみてください。

女の子

排卵日の2日前にセックスをする(タイミング法)

膣内を酸性にする

排卵日が近づくと膣内がアルカリ性に変化していくため、できるだけ酸性にするために酸性の「ピンクゼリー」をセックスのときに膣内に挿入するセックスでオルガズムに達すると子宮頚管からアルカリ性の粘液が分泌されるため、できるだけ女性は達しないように意識してみてください。

試すことで可能性は確かに上がりますが、「女の子だったらうれしいかなあ」「男の子だったらうれしいな」くらいの気持ちで、パートナーとよく相談してチャレンジしてみてください。

今の日本ではむずかしい

X染色体とY染色体で解説したように、原理からいくと、PGT-A(着床前診断)で体外受精させた受精卵の染色体を確認すれば産み分けは可能です。

ただし、今の日本では日本産婦人科学会が「赤ちゃんの性別は、産まれる前に安易に教えるべきではない」という考えであるため、産み分けを目的としたPGT-Aを認めていません。 

産み分け自体を規制する法律はないため違法ではありませんが、学会が認めていないため実質的に日本国内で産み分けをすることは難しいのが現状です。 

アメリカではほぼ確実に産み分け可能!?

日本ではPGT-Aの男女の産み分けは認められていないとお話しましたが、アメリカでは、男女産み分けも含めてPGT-Aが自由に行われています。体外受精の妊娠率を上げることが目的なのはもちろんのこと、流産の予防や遺伝性疾患や染色体異常による症候群の回避、男女の産み分けを多くのクリニックですることができるのです。

海外に渡航して、この検査を受診された体験談のブログや特集もあるので、費用面や長期休暇などハードルは高いかとは思いますがぜひ調べてみてください。

【特別対談】大島美幸×西村誠司「アメリカ式の不妊治療~着床前診断とは~」|FeeMo

FeeMoでは以前に、アメリカで実際にPGT-Aを受けて子どもを授かった体験談を特集しており、「12個の受精卵のうち1個が【XY】で男の子、それ以外が全て【XX】で女の子だった」という驚きのPGT-Aの結果を、実体験を基にお話しいただいております。

FeeMo

着床前診断で男女を産み分けたいカップルが行く島、キプロス | クーリエ・ジャポン 

男女の産み分けはヨーロッパでは禁止されていますが、キプロスの北部は1983年のトルコ軍の支援を背景に「北キプロス・トルコ共和国」として独立を宣言しており、トルコの法律が適用されていることから、PGT-Aでの産み分けが行われているようです。

クーリエ・ジャポン

実は妊娠中の性別は必ず判明するわけではない?

妊娠5~7か月ごろの超音波検査(エコー検査)で性別が判明することが多いといわれています。性別を判定するための外性器の違いがはっきりしてくるためです。ただし、日本産婦人科学会は「赤ちゃんの性別は、産まれる前に安易に教えるべきではない」としており、医師に性別がわかった場合に、性別を伝えるか慎重に判断するべきとしています。そのため、医師の中には産まれてくるまで性別は教えない。という判断をしている方もいらっしゃるのです。

超音波検査の目的は「赤ちゃんに変化がないか」「なにか異常がないか」「元気に健康に育っているか」を確認するためで、赤ちゃんの性別を特定することが目的ではないということですね。

まとめ

妊娠するということ自体が簡単なことではありません。そのなかで、男女の産み分けがしたいとなるとさらに妊娠の確率自体が難しくなっていくように思います。

おふたりのもとにきてくれる赤ちゃんは、女の子・男の子どちらであっても奇跡のような大切な命です。「女の子だったらいいな」「男の子だったらいいな」と希望がある方もいらっしゃるかとは思いますが、やはりまずは無事におふたりのもとにやってきてくれて、無事に会えることが一番大事ですよね。

※記事の内容は公開日当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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