意外なあのひとも先輩!妊活や不妊治療を経験された芸能人たち
日本では夫婦の約5組に1組が、実際に不妊の検査や治療を受けたことがあるとされています。また、なんと約14人に1人が生殖補助医療により誕生しているそうです。*1もう今の時代、妊活・不妊治療・不妊症は決して珍しいことではありません。
テレビで見かける芸能人・有名人も妊活や不妊治療に関して公式に発表し、体験談を自身のSNSやブログで赤裸々に綴ってくださっています。
そんな妊活や不妊治療で赤ちゃんを授かった先輩たちを、ご紹介いたします。
小森純さん #結婚11年目 の奇跡が起こりました
沢山の涙と愛に満ち溢れた2年間
2022年5月13日
自身のInstagramにて、同日にYouTubeをUPしたことと共に想いを綴っています。
「妊活を始めてからは想像もしていなかったような沢山の出来事が起きて、長男、次男の時にはなかった身体の変化もあったり、私自身も知らなかった生まれ持った身体の事情があったりと、頭を抱えながら、沢山の涙と愛に満ち溢れた2年間でした。」と妊活の2年間を振り返っています。
最後には「#第三子妊娠 だなんて本当に本当に夢みたい。」とし、喜びの報告を締めくくっています。
小松みゆきさん 『着床前検査』は不妊治療の頼れる切り札
染色体に異常のない受精卵
2021年12月17日
日本産科婦人科学会(日産婦)は2022年4月から、一部の条件にあてはまる人に対し、受精卵に染色体異常がないかを調べる「着床前遺伝子診断(PGT-A)」を実施することを決めました。
このニュースに対して自身のInstagramを更新しています。
「私が49歳で妊娠できた理由は全てこの『着床前検査』により、『染色体』に問題のない受精卵を見つけることができたことに尽きます」と断言し、「『染色体に異常のない受精卵』のすごいところ」を高齢の場合と若年の場合にわけて明確にアドバイスを綴っています。
最後には、「ただ、先にも触れた通り、妊娠を12週以上継続して出産まで辿り着くためには、自身の健康がとても重要です」と締めくくっています。
川崎希さん 今回の第二子の妊娠も体外受精での妊娠です
体外受精の回数
2020年8月22日
「第一子の妊娠は体外受精って以前にもブログに書いたりしてたんだけど 今回の第二子の妊娠も体外受精での妊娠です」と始まる自身のブログで、治療方針や考え方を語っています。
第一子を出産して半年後から第二子妊娠に向けての通院を開始したという川崎さんは、
第一子の時に人工授精は何回チャレンジしても難しかったそうで、第二子では体外受精のみに絞っていたそうです。
また、体外受精の回数に関しては「あえて治療の数を数えないようにしてる」「何回くらいかな?ってかんじ」と川崎さんらしい考え方を語っています。
東尾理子さんと石田純一さん夫妻 不安でドキドキのTGP生活
受精卵の凍結保存
凍結保存していた受精卵で体外受精をし3人のお子様を授かっている東尾さんは、不妊治療専門の病院に通院していくことを、Trying to Get Pregnant(妊娠しようとがんばっている)略してTGPとして、「まったく知らない未知の世界。不安でドキドキだけど、『TGP生活』も、頑張るよ(‘-^*)/」と明るく妊活宣言していましたね。
大島美幸さん鈴木おさむさん夫妻 精子の運動率があまりよくなかった
精子の運動率
森三中の大島さんは、1年休業の妊活休暇・妊活休業を宣言して話題になりましたね。
鈴木さんは自身のブログで「僕の精子を検査した時に、精子の運動率があまりよくなかった」と綴り、過去の流産歴や妊娠中の大島さんの仕事について、人口受精を行った日には、いつもより沢山イチャイチャしたなど赤裸々に語ってくださっています。
経験者が語る特別対談
森三中の大島美幸さんには、FeeMoの【特別対談】大島美幸×西村誠司「アメリカ式の不妊治療~着床前診断とは~」にお招きし、当時の体験談をお話いただいています。
釈由美子 多嚢胞性卵巣症候群と診断
年齢だけではない壁
2016年1月のブログで第1子妊娠を発表している釈さん(当時37歳)ですが、妊活エピソードについてInstagramに綴っています。
「ただでさえ高齢だというのに多嚢胞性卵巣症候群と診断されて妊活にも覚悟がいると思っていました」と食事や運動、温活に取り組んでいたことを明かし、生活習慣の見直しから行っていたそうです。
赤ちゃんとのご縁を信じて過ごされていたんですね。
芸能人の先輩たちから学ぶこと
妊活・不妊治療を経験された先輩たちの体験談・エピソードはいかがだったでしょうか。
芸能活動のお仕事と両立していた方も、妊活休暇・妊活休業を取得して専念された方もいらっしゃいました。
- 着床前診断(PGT-A)
- 卵子凍結
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 妊活休暇・妊活休業
子供がほしいと思ったときに始めて、ご自身の持病に初めて気づいた方や最新医療である着床前診断を経験された方、先輩たちも自分自身にあったアプローチで乗り越えられたようです。
芸能人の先輩たちの前向きな姿勢や、ポジティブな考え方、妊活生活・不妊治療エピソードを参考にしてみてはいかがでしょうか。
<参照>
*1 : 厚生労働省「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」