妊活前にやっておきたい6つの休日の過ごし方
妊娠中や赤ちゃんが産まれてから、映画館で映画鑑賞することがひと苦労なことをご存知でしょうか?
温泉やテーマパーク、ライブなど今まで気にかけなかったようなことが、気軽にできなくなることがあります。
ショッピングや旅行など比較的に自由気ままに行動するアクティブ妊婦という呼び名や、マタ旅というワードも最近見かけますが、本当に自由奔放なわけではなく、きちんと選択してアクティブに過ごしているのです。
妊活を始める前に、いま存分にプライベートを充実していただくために本記事では、休日の過ごし方を注意点とあわせてご紹介します。
温泉・岩盤浴・サウナ
疲れやストレスがたまったとき、温泉や湯船につかりたくなりますよね。
国内の温泉なら、お湯に含まれている成分が母体や胎児に影響することはないとされています。岩盤浴の遠赤外線も、胎児への影響はないそうです。
ただし、温泉も岩盤浴も高めの温度であることや、長くお湯につかっていると、かえって疲れてしまうこともあるので長湯や長時間の岩盤浴は避ける必要があります。
また、大浴場などのタイルは滑りやすいので転倒しないように細心の注意を払う必要もあります。十分な水分補給もお忘れなく。
妊婦になってからだと、「大浴場で他の人の視線が気になってしまって温泉を楽しめなかった。」という先輩たちの声もチラホラ…。
こまめに水分補給を行い、妊活を始める前に思う存分くつろいでおくのがいいかもしれませんね。
テーマパークのアトラクションと待ち時間
妊娠初期に禁止されているわけではありませんが、基本的につわりや体調が良くない時にテーマパークのアトラクション、ジェットコースターなどに乗るのはやめておきましょう。お腹に赤ちゃんがいる状態でアトラクション待ちを長時間するのは身体への負担がかかってしまいます。
妊活中だからといって制限する必要はないかと思いますが、思いっきりテーマパークを楽しんで思い出を作っておきましょう。
虫歯やホワイトニングなど歯の治療
歯のクリーニングや、矯正治療は妊娠初期から治療できますが、むし歯や歯肉炎・歯周病、親知らずの治療は麻酔や薬剤を使うため、妊娠初期での治療はできず、安定期に入ってから治療が可能になります。
また、ホワイトニングは使用する薬剤の妊娠さんと胎児への安全性がまだ不明なため、施術は控える必要があります。
「歯が痛くてつらいのに、治療も痛み止めも飲めない…」「マタニティフォトの笑顔、歯が黄ばんでいる…」なんてことにならないように、「親知らずが生えてきた。」「歯を白くしたい!」方は、はやめに対応しておきましょう。
大自然のアクティビティ
ダイビングやロッククライミング、バンジージャンプなど趣味で休日アクティブに過ごしている方や、一回チャレンジしてみたいと思っている方も少なくないのではないでしょうか?
これらのアクティビティは、妊活中、妊娠中に関わらず水圧・気圧の影響があるほか、自然の危険要素がたくさんあります。
妊娠の可能性があるとわかっている時期や、もしかしたら可能性があるというはっきりしない時期には万が一の場合があるので控えた方が良いかもしれません。
妊活を始める前に、思う存分アクティビティにチャレンジしてみてください。
国内外の旅行と飛行機
体調を考慮しながら無理のないスケジュールや旅先であれば、リフレッシュできる旅行自体は良いとされています。
また飛行機は、合併症などがない妊婦さんには危険が少ないといわれていますが、妊娠週数やフライト時間によっては、診断書や意思の同伴が必要な場合があります。
飛行機に乗ること自体が悪いというわけではなく、長時間のフライトはエコノミー症候群のリスクがあることや、搭乗中の機内は、気圧が地上より低いこと、離着陸の際かかる加速による負荷、気圧による揺れなどストレスがかかる状況という点で注意が必要になります。
そろそろ新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきて、海外旅行にも行けるようになりつつありますが、国内外どちらも日帰りや弾丸1泊2日旅行などちょっとスケジュールを無茶していくパワフルな旅行は、妊活前に思い出作りしておきましょう。
外食を含めた食事について
妊娠中のママの食事で赤ちゃんの好き嫌いが決まる。赤ちゃんの体質に影響がある。という話は聞いたことがあるのではないでしょうか?
5大アレルゲン食材といわれる、卵、牛乳、小麦、落花生、そばをはじめ、フルーツや肉類、貝類などの食品が該当するようですね。
食事は毎日とるものなので、神経質になりすぎる必要はありませんが食べる量や食事内容によっては妊活中にも気をつけたい食事がありますので、チェックしておきましょう。
できるだけ生ものを食べることは、妊活中は避けた方が無難です。
妊活中に良いとされる卵ですが、生卵はNGです。また、生肉や生ハムの他にも刺身や貝類にも注意が必要です。キンメダイ、メカジキ、なんとマグロも、食べる量や頻度には気を付ける必要があるのです。
まとめ
「自分は大丈夫」と思ってしまうことがあるかもしれません。妊活中に神経質になりすぎる必要はありませんが、なにかあってからでは遅いので、どうしても気軽にできなくなることが出てきます。
妊活前に、思う存分アクティブにプライベートを充実させて休日を過ごしてみてください。