【妊活とセックスレス】夫婦それぞれの意見は?レスを防ぐ工夫も解説
付き合いたてはこんなことなかったのに…
結婚してしばらくすると、意識し始めることのひとつに「妊活」があります。そしていざ妊活を始めると悩みのタネになってくるのがセックスレスの問題です。妊活をしたいけれど、セックスレスになっている夫婦は意外にも多く、まずは自己流タイミングで妊娠を目指したい夫婦にとっては深刻な悩みにつながることも。今回は、妊活で起こるセックスレスについて、夫婦それぞれの意見を取り上げます!また、セックスレスを防ぐ工夫もご紹介します。
夫婦間のセックスレスの割合は?
一般社団法人 日本家族計画協会の第7回「男女の生活と意識に関する調査」(2015年実施)の結果では、婚姻関係にある回答者(初婚・再婚)のうち、「1か月間は、セックスをしなかった」と答えた人の割合が44.6%(男性48.3%、女性50.1%)であることを報告しています。このことからも、セックスレスの夫婦が多くいることが分かります。
セックスレスの夫婦の妻側の意見
セックスレスはささいなきっかけが積み重なって起こることもあります。特に妊活を始めると女性は、以下のような理由が原因となっているのかもしれません。
気持ちが追い付かない
子どもが欲しいと思っていても、妊活へのイメージができていなかったり、タイミングの回数を増やすことに抵抗があったりして気持ちが追い付かないことがレスへのきっかけになることもあります。
仕事で疲れている
仕事をしていると、帰宅して家事をこなすので精一杯になることも。疲れていると、性欲よりも睡眠欲を優先してしまいますよね。
求められると引いてしまう
旦那さんから求められると、その温度差についていけず引いてしまう女性もいます。性経験が少ないことや、過去のトラウマが原因でタイミングがおっくうに感じているのかもしれません。
旦那さんが乗り気ではない
妊活は夫婦でするものですが、旦那さんの理解が足らないと排卵日付近の大切な時期のタイミングを逃してしまうことも。旦那さんが乗り気ではないことが不信感につながり、セックスレスになるケースもあります。
セックスレスの夫婦の夫側の意見
セックスレスの解消には双方の気持ちの理解が大切です。ここでは男性側の意見を紹介します。
妊活へのプレッシャー
タイミングが近づくにつれて、プレッシャーを感じてしまうのは妊活をしている夫側によくあるケース。毎日のように妊活の話をしていたり、排卵日はこの日だからと念を押したりすることがプレッシャーになり、思うように妊活が進まないこともあります。
性的魅力を感じなくなった
交際期間や結婚期間が長くなると、関係性が安心できる家族に変わり性的魅力を感じなくなる男性もいます。マンネリしている場合は、お互いに変化を求めてみると良いかもしれません。
仕事が忙しい
一家の大黒柱になりがちな男性は、フルタイム勤務に加え残業や会社での付き合いなど何かと忙しくしていることも。女性と同じように仕事で疲れているため、まずは体を休めることを優先してしまっているのかもしれません。
セックスレスを防ぐ工夫
セックスレスを防ぐためには、普段からスキンシップを意識して取ることが大切です。例えば、普段から好きな気持ちや感謝の気持ちを言葉や態度に表すことで、お互いに素直になれ、スキンシップも増えるかもしれません。
また、疲れているときの断り方にも工夫を。タイミングの時期と被ってしまったら「明日はしようね」など、変わりの日を提案することも大切です。
家ではマンネリしてしまう場合は、雰囲気を変えて旅行に出かけることや、ホテルに泊まって非日常を作るのも良いでしょう。普段は誘わない方から誘ってみたり、一緒にお風呂に入ったりするのもセックスレス解消のきっかけになるかもしれません。
妊活をする上で頻度はどのくらい?
妊活を始めると、排卵日付近に集中的にタイミングを取っている夫婦が多いのではないでしょうか?しかし、リアルタイムで排卵日を特定するのは通院してなければ特定が難しいものです。
実際に通院していない方の排卵日は、基礎体温をつけていても確実に予測することは難しいでしょう。排卵日付近に狙って1~2回タイミングを取っていても、そもそも排卵日がずれていては意味がありません。
精子の寿命は2~3日と言われているため、生理が終わってから2~3日に1回のペースが理想です。基礎体温でおおよその排卵日を予測しながら、平日に2回、休日に1回程度の頻度でタイミングを取ってみましょう。
夫婦で仲良くいることがなによりも秘訣
妊活をする上で避けては通れないセックスレス問題。工夫を講じながらもまずは夫婦で話し合いすることも大切です。また、普段から感謝の気持ちを伝えるなど、態度と行動で示し相手を思いやることもしてみましょう。
妊活夫婦2人で一緒に取り組むものです。目的にとらわれすぎず、不安な気持ちは早めに解決して前向きに取り組むようにしましょう。